宝くじの行列に並ぶ人は確実にビジネスで失敗する【成功者になりたければ宝くじは買うな!】
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年末ジャンボ宝くじの時期は既に過ぎましたが、よく銀座の売り場に人が殺到し、数百万円を買うような人もいます。果たして、良く当たる買い方は存在するのか?各種データを見ながら解説していきます。
宝くじは買えば買うほどマイナス
お金を無駄にしたくなければ宝くじは買うべきではありません。なぜなら確実に胴元の全国自治宝くじ事務協議会が儲かるように出来ているからです。
この仕組みを理解できない場合はビジネスで成功するのは難しいでしょう。
宝くじの還元率は50%ほど
下記の図をご覧ください。配当金は半分にすぎません。
参照:https://www.takarakuji-official.jp/about/proceeds/top.html
要するに100円買えば50円しか返ってこないので、かなり分が悪い賭け事になります。
「でも実際に当選してお金持ちになっている人がいる!」と思う方はかなり危ないです。どうして他の購入者と違い自分が選ばれると思うのでしょうか?
良くある攻略法「当たる売り場で買う」について考えます。
当選確率はどの売り場でも同じ
銀座の宝くじ売り場によく人が殺到していますが、当選確率はどの売り場でも同じはずです。
全国自治宝くじ事務協議会が当たりくじを極端に固めるような不正な方法を用いていれば別ですが、そのような不正を働いてもメリットがありませんし、当選番号が事前に分からない以上不可能です。
ではなぜ当たりが出る売り場と出ない売り場があるのか?
それは分母(販売数)が圧倒的に違うからです。
日本最大の宝くじ売り場「西銀座チャンスセンター」では1000万枚以上販売しているという話もあります。
参照:年末ジャンボ必勝法!元宝くじ販売員がこっそり教える | ゆかしメディア|『ヘッジファンド』から『慶応幼稚舎』まで | 1
1等の当選確率が2,000万分の1と考えると、確かに2回のジャンボ宝くじで1回は1等がでる確率がある程度あることになります。
夢が壊れる?宝くじの1等当選確率を種類別に計算してみた結果 | キャッシングのまとめ
このように重要な情報である分母はあまり公表されません。なぜなら胴元に都合が悪いことがあるからです。メディアが良く使う手法です。
大量に買えば買うほど損をする
では「大量に買えば当選確率が上がるから有利」と考える人はダイナマイトを腹に巻いて火事場に突っ込むくらい危ないです。
例えばサイコロの1がでれば当たりで配当金が40円、参加費が20円のゲームがあれば参加しますか?
確かに6回振れば当たりが出る可能性はかなり高いでしょう。しかし、このゲーム1回参加すれば10円損するようになっているので、振れば振るほどお金を取られます。
期待値を計算すると40円×1/6 -20円×5/6 = -10円
1回で当たりが出ることもあるでしょうが、回数を増やすほど確率が収束しますので結局は負けます。参加すべきではありません。
競馬は80%、パチンコは85%ほどの還元率
上記のギャンブルのほうがまだ宝くじよりはいくらかましです。
参照:http://www.gambles-payout-ratio-ranking.com/takarakujipayout/
それに上記のギャンブルには参加者に選択の余地が多くあり、勝つ方法が存在します。
実際に自分も学生時代にパチスロで年間100万稼いだことがありますし、競馬については統計学的な手法を駆使して稼いでいる人もいます。
参照:認められた「馬券のプロ」 競馬払戻金課税で判決 :日本経済新聞
絶対に言えるのは、簡単な必勝法は存在しません。
人と違う考え方をし、努力をすることでやっと勝てるわけです。ビジネスの世界も同じで、新しいアイデアを生み出し、それを実現する努力をすることで成功できるはずです。
まとめ
宝くじには他のギャンブルと違い参加者が関与する余地がなく、攻略法が存在しません。
おそらく成功者で宝くじで本気で儲けようとしている人はいないでしょう。なぜなら期待値の概念を理解しており、儲かるものではないと分かっているからです。
逆に本気で儲かると考えいていた方はビジネスの根本の理解が間違っている可能性があるので、考え方を改めたほうがいいかと思います。
もし成功者で大量に購入している人がいれば、おそらくお金が余ってしょうがない人でしょう。
もしくは宝くじの利益は社会貢献に役立てる側面があることから、半分寄付目的だと思います。
では自分は買わないか?と聞かれるとたまに買います笑。これだけ言って買うのかよ!と思われるかもしれませんが、自分はもし当たったときを想像するのが楽しくて10枚だけたまに買います。もちろん当たるとは思っていません。
あくまで楽しむ範囲での購入がいいでしょう。