男子ゴルフ終幕!石川遼のプレースタイル【パッティングの上手さが際立つがドライバーの方向性に改善が必要!】
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今週は男子ゴルフが閉幕します。今季は連勝もあった選手会長 石川遼 ですが、残念ながら賞金王には届きませんでしたが、最終戦で見事優勝!! 来年こそ賞金王ということで、石川遼の強さと改善点について迫ってみます。
パッティングの上手さが際立つがドライバーの方向性に改善が必要!
データは日本ゴルフツアー機構のホームページから取得しました。
平均ストローク(9位, 70.58打)
全てのスタッツを絡み合わせた結果が平均ストロークです。上位にはいますが、遼くんならもっと上にいてほしいですね。今平周吾は脅威の69.71!!
パーオン率(35位, 65.30)
弱点が表れている数字です。トップのチャルングンとは10%近い差があるので、1ラウンドで1~2ホールはパーオン数が変わってきます。以前自分のスコアを統計解析してもらったときにパーオン率のスコアへの影響が抜群に関与すると言われていたました。以前の記事は下記です。
平均パット数【パーオンホール】(3位,1.7339打)
パターを変えたり悩んだりしているイメージが少しありますがかなり得意です。遼くんのスコアを支えているのはパッティングです。
ドライビングディスタンス(5位, 303.77 yard)
平均300 yardを超えてきました。夏にかけての肉体改造が功を奏したようで春先と夏では飛距離がかなり伸びていました。まだまだ向上を期待したいです。
フェアウェイキープ率(77位, 50.95%)
かなり悪いです。おそらくフェアウェイキープが低いため、パーオン率にも影響しているように見えます。飛ぶようにはなりましたが、方向性の向上が必要です。
トータルドライビング(28位, 82point)
ドライビングディスタンス順位とフェアウェイキープ率順位を合算した値。方向性も考慮したドライバーの貢献度と言ったところでしょうか。フェアウェイキープが足を引っ張っていますので順位もあまり伸びてきません。
バーディー率(1位, 4.57%)
バーディを取得する確率です。積極的にバーディとりにいくスタイルが伺えます。
パーキープ率(30位, 83.70%)
パー以上のスコアの確率。今一つです。バーディは多いものの、ボギーも多いというスタイルですね。もう少しボギーを減らせればさらに勝てるはず。
サンドセーブ率(79位, 41.98%)
こちらも正直悪いですね。トップと20%ほど違いがありますので、バンカーに入れた時はスコアを落とす可能性が高くなります。4日間競技であれば1打は違ってきます。
まとめ
パットは強みですが、ショットの不安定感からスコアを落としている様に見えます。コメントでドライバーを気にしていることが多いですが、方向性の向上が必須です。距離を出るようになってきていますので、さらなる向上のためには多少距離を落としてでも方向性を向上させるという選択肢もあるでしょうか。
またサンドセーブが悪いので意外な弱点でした。バンカーに入れてしまうとピンチになってしまうので、こちらも改善が必要でしょう。
まだまだ伸びるはずです!来年の賞金王に期待したいところです。