男子ゴルフ JTカップ参加記録【チェホソンが男子ゴルフを救う?】
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今回男子ゴルフ最終戦JTカップに参加してきました。目的は石川遼くんではなく、チェホソンでした。テレビで彼の個性的なスイングを見てからファンになっていましたが、リアルでは見たことがなかったので、ついて回ってみましたが、彼の行動から男子ゴルフの人気回復のヒントが見えてきました。独断と偏見で報告します。
チェホソンが男子ゴルフを救う?
チェホソンとは?
日本ゴルフツアー機構 - 崔虎星(チェホソン)選手のプロフィール
名前:崔虎星(チェホソン)
出身:韓国
生年:1973年(46歳)
愛称:虎さん
ほとんどのプロが子供のころから英才教育を受けている中、なんと25歳からゴルフを始めています。それまでは水産加工場などで働いていたそうです。
2018年にその個性的なスイングが取り上げられ一躍有名人となりました。
https://gridge.info/articles/7443
「フィッシャーマンスイング」と言われる独特なフィニッシュです。なぜかこのスイングでボールが目標を捉えることから人気が沸騰しました。
このスイングでツアー3勝していることからただの色物プレイヤーではありません。
そのキャラクターも大人気
そのコミカルなキャラクターも人気の秘密です。試合中のプレイヤーはピリピリしていて話しかけられない雰囲気を持っていることが多いですが、観客からの声援に手を振って明るく答えてくれます。
今回チェホソンについて回ることでその人気の秘密を理解することができましたので紹介していきます。
チェホソンの人気の秘密をその行動から考える
スタート時にプレゼントを投げ込むファンサービス
朝のスタート時はギャラリースタンドに囲まれています。そのスタンドに多分マーカーだと思うのですが投げ込んでいました。ティーショット待ちの時間が和みました。
係員への挨拶を欠かさない
トーナメントの運営には多くのスタッフが関係していますが、そのスタッフとすれ違う際に「お疲れ様です。」と日本語で挨拶していました。
また、ティーショット後にも係員に「大丈夫?フェアウェイ?」と絡んでいましたが、かなり珍しく感じました。ここにも人の良さが表れています。
歓声には手を振って答える
「ナイスショット!」などの掛け声に対して、明るく手を振って答えてくれるのはこの人ぐらいではないでしょうか。
また、ボールがグリーンに乗ったか分からなかったときにギャラリーの歓声で乗ったことを理解して、それに対してガッツポーズで答えていました。
ギャラリーとの一体感を作り出してくれて、応援したくなります。
まとめ
チェホソンのスイングは個性的で見ていて楽しいこともあるでしょうが、子供が多くついてまわっていて試合中にも関わらずその声援にやさしく答えていました。これが本当のファンサービスではないでしょうか。
最近は男子、女子ともにファンサービスの在り方について問われています。女子でゴルフ場関係者に暴言を吐く事件がありましたが、そのようなことではゴルフ界の未来はありません。
どのプレイヤーも不愛想で個性も無いではわざわざ見に行こうという人も減る一方です。古い習慣に囚われず、それぞれの個性をもっと出していくことが、我々ゴルフファンをより引き付けることになり、プレイヤー自身のためになるのではないでしょうか。